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2023年11月25日現在

 目の前の小さな森では冬支度が着々とすすみ、冬眠しないリスたちは森のあちこちにクルミを埋めたり、台風で壊れた巣の修理に余念がありません。カラマツやヒノキの葉は落ち、時おり富士の稜線が木々の間にくっきりと見えます。こんなにも美しく。
 片や、この愚かな人間たちの闘いが、日々刻々と形を変え、世界中の人々の胸を重くします。

どうか、休戦ではなく停戦を! こうした声が、風にちぎれてしまわないように・・・でも、いったいどこに届けばいいのでしょうか。

     りすママ
 
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おみくじ屋からの御礼

 11月3日と4日の二日間、山中湖畔の紅葉祭りにて、昨秋同様のワカサギおみくじのブースをはり、139名もの釣り客に恵まれました。1回200円×139の売り上げのうち、10パーセントのブース代を引いて、この約2万5千円をワイン用ぶどうの山幸(やまさち)栽培に当てることができます。
 たった二日間でしたが、初対面の子どもたちの歓声や正直な声掛けに励まされ、中東の辛い戦闘場面からしばし離れることができました。
  天候にも恵まれ、実にありがたい時間でした。

 どうか、数時間の休戦ではなく、一刻も早い停戦を願ってやみません。
          りすママ

〈わからない〉、その理由

 今夏、あんなに稀だったヤマガラの飛来数が、10月中旬になって急に増えました。昨日は、順番待ちの水浴びまでして、思いがけない光景にしばし立ち止まったほどです。あなたたち、今までいったいどこにいたの? 春に孵化して巣立ったはずなのに、この季にどこからか急増して飛来した理由はわかりません。
 〈わからない〉、その理由は人智では計り知れないという意味の〈わからない〉で、爆発事実があるにもかかわらず意図的に隠したり歪曲したりした挙句の〈わからない〉ではないことは、はっきりしています。
 今、切に知りたいことは、どちらが正しいかということではなくて、いつ空爆を止めるか、いつ攻撃から撤退して和解案にすすめられるかという決断です。 お願いですから、一刻も早く空爆と戦車攻撃を止めてください。              りすママ

伯母の形見

 昨秋99歳で亡くなった伯母(母の実姉)は、生涯尼僧だったために都内の尼寺にある庵主代々の墓に埋葬されました。後を引き継いだ庵主さんから、何か形見をうけとってくださいということで、テーブルいっぱいに広げられた書籍や袱紗の中から一個の懐中時計をいただきました。
 若松英輔曰く、人は常に時間(じかん)と時(とき)いうふたつの時空をまたがって生きている。そして「時間」は社会的なもので過ぎ行くが、「時」は過ぎ行かない。前者は人生、後者は命という、それぞれ別の時空なのだとわたしは解釈しています。
 20センチのレンガ色組ヒモに吊る下がった伯母の懐中時計は、なぜかずっと9時55分を指しています。もう使えなくなった時計です。ユダヤジョーク的には、少なくとも1日に2回は正確な時刻を示すので、使えはしないけど、決して死んでしまったわけではないでしょう。それに、2回の正確な時刻だけではなく、わたしには伯母の命を今もずっと刻みつづける時計なのだと思えてきました。
                りすママ

おーい、ヤマガラさーん

 この地に暮らして48年目、はじめてヤマガラの飛来が少ないというか、ほとんど姿を見ない今夏。エサのヒマワリの種がちっとも減らず、ついにヒマワリの芽が出てしまうありさま。
 近くに住む人たちも、同じように「ヤマガラもカワラヒワも来ない」と言いますので、うちだけの問題ではなさそうです。
 秋のカケスの声は聞こえます。
 トンビも飛び交っています。
 アオゲラのヒナも見かけます。
なのに、ヤマガラがいない。どうしてでしょうか?
          りすママ
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