今年3度目の樹海歩き

 山麓探偵団活動で、今年3度目の樹海へと向かいました。参加者10人のうち、雨女が2人もいたのに、当日は朝から快晴。
樹海内の〈武田信玄最前線史跡〉と看板が出ている地点から城山に登り、竜ヶ岳を真ん前に、そしてキラキラ輝く本栖湖を眼下に、のろし台にまで足を延ばし、下山後は国道139号線を横断して、西暦1550年ごろに造られたという2キロにわたる石塁(溶岩の防壁)を見学しました。はじめて樹海に入ってから20年以上もたつのに、こういう史跡を目にしたのははじめてで、その苔むした石積みの美しさに、しばし見とれました。
 今から約470年前に、駿河の国から甲斐の国への侵入を防ぐ最前線防壁を造り、それを守った人々を思いばかる一日でした。
 戦国ブームといわれる昨今ですが、観光客や登山客にはだれひとり会わず、静かにたたずむ史跡の足元も全く荒れていず、慰められました。今後もこの静寂が守られるよう、だれにも教えたくないね、と口々に言い合って別れましたが、ほんのちょっとだけ、ここで言いたくなってしまいました。

                  りすママ
 
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栗の渋皮煮

 お客さんからりっぱな栗をたくさんいただき、栗の皮むき器(くりくり坊主)まで貸していただいたので、右手を傷めずに栗の皮むきができました。(ほんとうは、その皮むき器で全部むいてくれたのは、マスターですが)
重曹で3回茹でこぼし、そのたびに真っ黒なアクが出て、しばらく水にさらしてから、薄甘で煮ました。しゃれたデザートができたわけで、毎食後に楽しんでいます。
 この皮むき器、いったいどなたが発案されて、商品化されたのか? 素晴らしい発明品で、ぜひとも購入したいと思っています。こういう利器があれば、栗ご飯も苦にならずにできそうで、来秋がすでに楽しみになってきました。
 
 森の木々も色づき、風はさわやか、湿度も低く、ベランダにすわっていると、ついつい時のたつのを忘れます。一年のうちで一番好きな季節、秋です。
 りすはもう冬支度、クルミを埋めるのに(貯食)忙しそうです。今年、クルミは大豊作で、りすは脇目もふらずに、採ってはせっせと埋めて、埋めては地面を走り、走ってはまた木に登り、採っては・・・・を繰り返しています。おそらく彼らもまた、時のたつのを忘れていると思います。

10月のごはん会は、10月15日(日)午後6時からです。前日までにお申し込みください。
                                 
                            りすママ
 

なごみの時間

 例年通り、9月に入ってヤマガラが水浴びをはじめました。
ポッチャン、パシャパシャ、ポッチャン、パシャパシャを繰り返し、ときには次の子が順番待ちをしています。
見とれていると、ついつい家事がおろそかになるほど、なごみの時間です。
夕方になって、器のすっかり減った水位と、器の周囲に散った飛沫を目にすると、思わずにこっとなります。
秋の水浴びは、日ごとに色づく森を背景に大人気!
 お客さんからいただいた、秋の大型ヒマワリ二輪、花弁が枯れて中央にびっしりついた種を、水浴び後のヤマガラが、上手に優雅につつきます。きっと絶品なのでしょう。これもまた大人気!
 太陽の黒点フレアだの、大洪水、地震だのと、地球上の生き物にはどうすることもできない現象をしばし忘れられる時間、ありがたいひとときです。

                   りすママ

再びセミの合唱

 長雨の時期が過ぎ、再びセミがにぎやかになりました。ということは、山麓にも猛暑がもどってきたということです。
ヤマガラの数が増え、ヒナも混じるようになりました。
 ムササビは、いつものウロにこそ帰巣しませんが、毎夕近くの樹上で啼いているので、そのうちウロにもどってくるのを期待しています。でも最近は、ムササビの姿が間近に見えなくても、同じ森に暮らしていると思うだけで、ほっとしたりもします。
 この村を巣立った息子たちと同様に、ウロを巣立ったムササビたちが安全に幸せな日々をおくれるように願う、そんな気もちでもあります。「俺たちとムササビをいっしょにするな」なんて、言われそうですが。

 次回のごはん会は、9月18日(月 祭)午後6時からです。

                        りすママ

 

旧盆前の風

 ほんとうに不思議なのですが、8月12日(旧盆入り)を境に、ヤマガラの数が増えるのが恒例になっています。旧盆だから還ってくるのか? それとも還ってくるから旧盆なのか? 毎年の謎です。
 どちらにしても、旧暦が自然界の生態とリンクしていることは、たしかなようです。
 今夏も、7月は全く姿を見せなかったのですが、8月5日ころから巣立ったばかりのヒナが、テラスに来るようになりました。うすい色の産毛が目立ち、ヒナであることがよくわかります。
 都会の気温が37度と報道された日、こちらは25度でした。
 台風前に、倒れそうだった大木を二本切ったので、テラス前が広くなり、風が悠々と廻るようになりました。ちょっとした森の広場を、生き物たちが行き来して、それを見る人間の頭にも風がゆったり吹き込んでくる至福。
 ヤマガラと目が合ったりすると、ついつい共感を強いたくなりますが、あちらは風をきって飛んで来るんですから、こんなちっぽけな至福感には????でしょうねえ。

                 りすママ
 
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