山にもある浮力

 きょうは、山麓探偵団の活動で、アルピニストの戸高雅史さんの案内で、まさにクロスカントリーを体験しました。近くの三国山にまず登り、その裏斜面をソリで下山するという素晴らしいコースは、前日に戸高さんが下見をしてくださったわけです。老若男女合わせて8名で、それぞれが雪けむりをあげながら、横倒しになったり、コースを外れたりしながらも、なんとか下山すること約2時間、ほんとうに楽しかった! 急降下は怖かったけど、達成感に報われて、大満足!
 そして、下見の際に、戸高さんが鹿の足跡をたどっていった先に見つけた、大きなウロをもつ老木は、まるで絵本の最後のページのように印象的でした。人知れず、そこで命をつないでいるものたち、何て素晴らしい山の世界。
 夕方,里に下りると、とたんに身体が重く感じられ、まるで水の中から上がったようでした。山にも浮力があったなんて。

次回のごはん会は、3月18日(日)昼の12時からです。前日までにお申し込みください。

                     きょうは1日中、そりママでした。
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結氷しました山中湖

 ここ数年、気温は下がっても、水質汚染のせいか、なかなか結氷しなかった山中湖が、この極寒でやっと結氷しました。
さすが、マイナス18度がつづくと、身体にこたえます。できれば一日中コタツに入ったままでいたいのですが、それでは暮らしていけないので、起床から就寝まで、冬眠しない森の生き物たちを見習って、できるだけ合理的に動いて生活しています。
 
 上京中の合間を縫って、さまざまなイヴェントに足を運んでいますが、初台のオペラシティ・アートギャラリーで開催中の〈谷川俊太郎展〉は、詩人とは何かをあらためて考えさせる一空間でした。おそらく谷川さんは、一度も詩人になろうと考えることなく、世間から詩人と呼ばれるようになったのだと察しますが、だからこその、気負いのない、それでいて力のある言葉を生み出すことにできる、やはり詩人なのだと思います。地面に根を張った言葉の木、それが〈詩〉なのだとわかる年齢になりました。
 今から48年前、谷川俊太郎作の〈死んだ男の残したものは〉をヘブライ語訳をしたわたしは、イスラエルの地方紙でそれが活字になったことをご本人にお伝えしましたら、スヌーピーの便せんで快い承諾をくださいました。25年前に拙訳の〈キブツその素顔〉が出版されるとき、帯文をお願いしましたら、「いいですよ。実は来月、イスラエルでの朗読会に参加するんです」、と再び快く承諾してくださいました。それが以下の文、というか、わたしにとっては珠玉の一行詩です。
  ――この本は私を励ます。理想によってよりも 厳しいその現実によって――

25年ぶりにこの詩を目の前にし、結晶するのは液体だけではないと、今さらながら気づいた、真冬日のきょうです。

           りすママ
 

大相撲バンザイ!

 氷点下18度が三日も続くと、身体の動きが緩慢になり、そこへもってきて洗濯機の注水口、排水口が凍結してマイコンが効かなくなり、洗濯機を修理したり、昼間から凍結しそうな水道蛇口を点検したりと、ちっとも気がやすまりません。でも、なんとか寒さの峠は越えたように思います。40数年暮らしてきた中で、おそらく指折りの寒冷日記録だったはずです。
 そんな中での大相撲観戦は、今までにない娯楽のひとときになりました。年末にかけて起こった相撲関係の不祥事やら不愉快な事件、特に応援していた大砂嵐の無免許事件、照ノ富士の黒星つづき、日馬富士の引退など、いったいどの力士を応援したらいいのか、相撲ファンのわたしとしては、今一つ気乗りのしない初場所でした。ところが、はじまってみると、御嶽海や栃ノ心、逸ノ城、竜電の勢いがよく、いつのまにか声援をおくり、14日目にいたっては、ついに栃ノ心の優勝が決まって、すっかり明るい気もちになりました。
彼らとて、めげそうな場所だったにちがいありませんが、よくも乗り越えてくれたと、力士たちに大拍手です。

                 りすママ

209日目の朗報

 新年が開けて1月10日のきょう、209日ぶりにムササビがウロに帰巣しました。おそらく繁殖日とみえて、日の入りを待たずに出巣し、まだ明るい中、滑空していきました。ふつうの滑空は、日の入り後20分くらいでは辺りが暗く、ムササビは樹木と同じシルエットなのですが、今回は被膜の色も鮮やかで、折しも夕焼けの空を背にした急降下で、たいへん見ごたえがありました。
こいつは春から・・・・という心境です!

 次回のごはん会は、2月12日(祭 月)昼の12時からです。前日までにご連絡ください。

                                りすママ

山中湖 朝6時

 まだ暗い中、窓を開けると冷たい外気がとびこんできます。マイナス6度に立つ冬枯れの木は、その枝に霜をつけて、朝日を待っています。やがて陽が昇り、室内ではさてさて活動開始とばかり、コーヒーをわかします。部屋を暖めて、洗濯機をまわし、営業日ではない一日がはじまります。
 昨日は、在宅ホスピス医である内藤いずみ先生の、富士吉田市で行われた講演会に足を運びました。先生の講演会はすでに3回目ですが、毎回新しい感動があり、今回も最初から最後まで、お話に惹き寄せられました。正直なお人柄と、わかりやすい言葉が相まって、たいへん大事なポイントがいくつか胸に落ちました。〈今を生きる〉という意味を、永六輔さんの詩や内田鱗太郎さんの絵本を織り交ぜて語られ、大事な種が蒔かれたように思います。
 窓の外はいくらか明るくなりました。自分の仕事、母へのサポートなど、目の前に山積みになった日課が、〈今を生きる〉喜びになるか? わたしの場合、この山麓にいることが、こうして朝一番に窓を開けることが、その一歩であるように感じます。かけがえのない自分の居場所に、あらためて感謝です。

 年末年始の店の営業は、いずれお知らせしますが、変則スケジュールですので、よろしくお願いします。

                         りすママ
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