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ベランダ食卓の新店名

 この夏、ベランダに移動した家族の食卓に、名前を付けました。家族分3席に、森のギャラリーが加わると、かなり賑やかなベランダになります。時間帯別に姿を現すギャラリーにちなんで、
 朝食時は  カフェやまがら
 昼食時は  りすトラン
 夕食時は  むささび亭    

  と決めたとたん、久々にふくろうが「わたしもいるよ」と、鳴きはじめました。まったく、なんというタイミングでしょう! 生き物たちのこうした身体センサーに根ざした自己顕示欲、当たり前に感じるようになりました。
 では、居酒屋ふくろう とでも命名しましょうかね?

                    りすママ    
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初秋の生き物たち

 クルミの実が、今年も豊かについたので、リスは大忙しです。クルミの緑の外皮をやぶって、茶色の硬い殻を気長にかじり割る音が聞こえます。器用なリスだったら、一個につき、約15分くらいで、中身にたどりつけるようです。中には、うっかりクルミごと落としてしまい、恨めしそうに地上を見下ろす子もいたりして、外野は思わず笑ってしまいます。シャカシャカと、あっちの木でも、こっちの木でもがんばっている音が聞こえます。そのうち、殻ごと土に埋める作業もあって、秋は大忙し。
以前、二本の枝の上に、ぽつんと置かれたクルミが、台風の前日に、ちゃんと撤収されたのを見て、その枝の位置から、リス以外の仕業とは思えない発見がありました。
 シカは、晩秋の繁殖期に向けて、相も変わらず、せっせと草や樹皮を食べています。家族なのか? 単なるグループなのか? バンビの数は、確実に増えています。
 たぶん、夏に巣立ちをしたばかりのムササビやモモンガも、葉の茂みを行き来して、二度目の繁殖月に向けて、栄養を蓄えているのでしょう。森の中で、もし実の母子ですれちがった場合、気づくというか、何かの反応があるのでしょうか?
 広葉樹の葉は、日ごとに色づき、すでに落葉をはじめた枝もあります。
 わたしは、秋が一番好きなので、少々肌寒くても、ベランダで長時間の読書をしては、その世界にどっぷり浸る、ぜいたくな日々を過ごしています。

 今月の第102回ごはん会は、9月23日(祭 月)午後6時からです。前夕までにお申し込みください。

                  りすママ

夜の森

 今夏、わたしたち家族の食卓は、ベランダに移動しました。蚊が少ないので、食後も長時間すわっていられます。夕食後、森が真っ暗になっても、心地よい風にあたりながら、ずっと外にいます。
 そのうち目が慣れて、シルエットだった樹木の樹皮が、だんだん鮮やかに見えはじめ、森全体は決して闇ではなくなり、ムササビやモモンガが鳴いたりして、ますます居心地がよくなります。夜には、夜の色があり、夜ならではの音があるのだと気づきます。ベランダにいるので、イノシシやシカが直にぶつかってくることはありません。目を閉じていると、時がゆるんで通り過ぎます。
 昼間、あんなに忙しく飛び回っていたヤマガラやコガラたちは、いったいどの枝で眠っているのでしょう? 
 あの丸い目を、ちゃんと閉じて眠っているのでしょうか? 
 群れるか、並ぶかして夜を過ごすのでしょうか?
 鳥目には、月の光はまぶしいのでしょうか?
湖畔の方で花火の音がして、空からは夜間飛行機の音もして、
葉や枝の擦れ合う音もして、
夜が更けるにつれて、今ここで目を開けたら、ふと森が浮かび上がっているような気もします。

                 りすママ
 

いつもと異なる8月

いつもといっても、山中湖に暮し始めて40年少しだけの情報、および観察に比べてですが、この8月の特記すべき点は、
1・蚊、ハチが非常に少ない
2・センノウなどの夏花が見当たらない
3・ヒグラシが初夏から鳴いている
4・ヤマガラ、シジュウカラも少ない
5・ゴジュウカラは皆無
 自然界とは別に、オリンピック自転車コースの影響なのか、サイクリングロードではなく、一般車道を走るロードレース自転車の数が増え、ただでさえ、車の運転が下手なおばさんたちには、たいへんな路肩プレッシャー。危なくて、ひやひや、怖い。それも、たいてい数台が列になっているので、避けようがありません。大事故にならなければいいのですが。

    もっと元気な情報をお伝えするには、どうしたらいいか?  を考えるだけでも、呼吸困難になりそうな8月。

                 りすママ

           

第100回ごはん会

 3・11から約一か月後、拙店で、チャリティごはん会をはじめました。というのは、テレビ画面で報道される未曾有の原発事故や津波の画像が、あまりにも悲惨で、事故直後から、わたしは食事がのどを通らなくなってしまったのです。これから被災地を義援しなくてはならないのに、自分たちがこんなに憔悴していたのでは、共倒れになる、せめて遠方に住む者だけでも元気になろう、ちゃんとご飯を食べよう、できれば大勢で食事をすれば、少しは元気になれるのではないか? というのが、そもそもの発端でした。つまり、まずは自分たちの、人としての復興のために、はじめたのです。
 それで、隣村の慧光寺さんにお声掛けして、第一回ごはん会を4人で行い、東北各県の避難場所(当時は、主に体育館)が不要になるまでをモットーに、義援金500円、オカズ一品もちよりを、ただひとつの参加ルールにしました。が、まさか100回を迎えるまでつづけるとは、思いもしませんでした。ということは、被災地の復興は未だならず、さらに日本各地で災害が後を絶たず、これでもう義援は不要、ということがほぼなくなったからです。今の日本、わたしたちとて、いつ被災者側になるかわかりません。
 年間約5万円から6万円のちりも積もった義援金は、顔の見える被災者グループ、放射能データ改ざんや政治的な反対にあいながらも、ほんとうのガン検査を行おうとしている福島県の医師たち、熊本地震の復興支援グループ、遺児たちの教育支援グループに送金していて、相互の交流もできつつあります。
 ですから、100回記念といっても、決して華々しい雰囲気ではないので、ひとつの大事な通過点と認識し、慧光寺ご住職が、『三陸海岸津波浄土』と題した、某臨床宗教師の講演記録を輪読提案されました。
 宗教や宗派を超えて数百の遺体を見送った僧侶、牧師たちの当時の生々しい記録が、参加者12名の声を通して再現され、ごはん会の意味がひとりひとりの胸に刻まれた晩でもありました。

 次回、第101回は8月25日(日)午後6時からですので、どなたでもご参加お申し込みください。

                       りすママ
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