山中湖ロードレースをご存知ですか?

 毎年、5月の最終日曜日は、山中湖畔一周(約15キロ)、またはハーフマラソン(42,195キロの半分)のロードレースが行われて今年でなんと30年、それが、明日5月30日に催行されます。
 初期のロードレースはあまり記憶にありませんが、今から20年前、息子たちが走ったころからは、毎年湖畔の沿道に出て、応援するようになりました。なんせ、8000人前後のランナーの中で、知り合いを発見するのは、至難の業なので、走者のほうから沿道の定点に声かけしてもらうようにしているのですが、それでも、なかなか「やあ、がんばって」「はい、ありがとう、あとで行くよ」と、ぴったりはいきません。体温の上昇や汗で顔が紅潮しているので、「あれ、今のはたぶん、○○さんかな?」という具合になります。
 うちのお客さんの中には、クマやパンダの着ぐるみで走るマニアもいて、手をふられても、こちらが一瞬考えてしまうわけです。
 ロードレースの前日であるきょう、70代の走者と応援者が三組も店にみえました。すごいなあと、思います。目の不自由な走者の伴走者もいらして、その方は毎年、すでに10年以上、ロードレースには拙店におみえになるのですが、明らかにわたしたちより年長です。自分が走るだけでも難儀なのに、伴走をされる思いやりと勇気、そして体力に、こころから畏敬をいだきます。
 さいわい、明日は曇りで雨はないようです。日射も強くないというので、ロードレースには好都合な天候かもしれません。
 個々の〈走る〉理由が、不可視であればこそ、無償の応援が走者にとどき、いつのまにか、こちらも励まされる結果になるのでしょう。アマチュアの尊さを、あらためて感じ入る一日です。
                               

                                  りすママ
 
 
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ホトトギスも仲間入り

 いよいよ、ホトトギスの啼き声も聞こえるようになりました。万葉集にも言及されているように、
深夜から夜明けに啼いて、人々の睡眠を邪魔したり、また托卵という習性でも知られる野鳥です。
 聞きなしは、「トッキョトカキョク」とか「テッペンカケタカ」で知られていますが、当地では、
どうやら後者のようで、真夜中にあまり何度も「テッペンカケタカ」と騒ぐので、「カケタヨ、カ
ケタ、だから安心して早く寝てくれ」と、窓超しに声かけしたことさえあります。それでも、なん
の効果もなく、しばしの寝不足を強いられるわけです。
 リスは、樹皮などの巣財を口にくわえて、ヒノキをさかんに登るようになり、森の奥にある一本
のヒノキが一日にして赤むけになってしまいました。新築か増築かわかりませんが、大工仕事には
ちがいないでしょう。
 そんな鳥や小動物たちの、せっせよ働く忙しい春をながめながら、こちらはテラスでぼおっとした
り、読書をしたり、申し訳ないほどぜいたくな時間を過ごしています。
 人はよく「自然界をながめると、ほっとできていいなあ」などと、暢気なせりふを口にしますが、
それはあちらのせりふで、「人間界は、危険が少なく、コーヒーなんか飲んじゃって、のんびりして
いいなあ。ぼくたちは、常に危険にさらされて、ぼおっとなんかできないんだよ」と、言っているか
もしれませんね、きっと。 

                               りすママ
 

春の野鳥 全員集合

 気温の急上昇にともない、飛来のおそかったオオルリが、5月3日にやっとこの森にも到着。これで、キビタキをふくめた渡り、およびアカゲラ、アオゲラのきつつき、留鳥のヤマガラ、シジュウカラなど、春のメンバーが勢ぞろいしました。
 それに、外来種であるガビチョウもにぎやかで、とくに早朝と夕方は、まるでジャングルのように、派手な鳴き声が森に響き渡っています。リスも、カップルなのか、兄弟なのか、親子なのかわかりませんが、早朝に二匹でじゃれあってカラマツを上り下りするようになりました。
 壁にとりつけた巣箱には、今さかんにシジュウカラが巣材を運んでいます。ヤマガラに横取りされなければ、このまま巣づくりがすすみ、今月末には卵が産み付けられる予定です。卵は二週間で孵化し、その後二週間かけて、親鳥がエサを運び、じゅうぶんに成長してから巣立ちます。たいていが、天敵の少ない雨の朝、一羽、そして一羽と巣立っていくのですが、その瞬間を完全に見とどけることはできません。
 アカゲラも、二年前のように、この近くで営巣してくれることを、住人は勝手に望んでいますが、どうでしょう?
 テラスでの、そうした観察も、わたしたちの大事な日課になりつつあります。
 かつて、自分たちが生活や育児に追われていたときも、森の中では同じような営みが繰り返されていたわけですが、関心がないということは、ほんとうに、もったいないことでした。
 今になって、その大きな宝物に気づいて、毎日目をこらし、耳をすませているわけです。
                            

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