湖畔の紅葉

 例年通り、山中湖畔では、旭日丘のモミジ、ドウダンツツジの赤が色づきはじめました。これで、大ケヤキが赤く染まれば、いつもの湖畔風景にため息がもれるのですが、ケヤキの紅葉は来週あたりのようです。
 拙店の周辺は、残念ながら黄色が主なので、紅葉の赤をめでるために、わたしたちはいつも湖畔を一周したり、道志村に足をのばしたりします。奥河口湖にまで出かけた年もありました。ほとんど人気(ひとけ)のない静かな河口湖畔に、実は見事な紅葉が茂っているのに、観光客がお決まりの紅葉まつりの方に行ってしまうため、そこは格好の穴場でした。まつりはないけれど、見上げる首筋まで赤く染まった午後でした。
 そして冬になり、薪ストーブで銀杏を焼くのも、楽しみになりました。毎年ペンチで銀杏を割っていたのですが、今年はちゃんと銀杏割を購入しましたので、正真正銘の銀杏談義をしてみましょう。おつな時間になること、うけあいです。

 なお、11月のごはん会は19日の土曜日午後6時半からです。一段と冷えますが、せめて暖かいひとときになればと、願っています。

                                         りすママ
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峠のカフェ 午後3時

 となり村の近くなのに、定休日が同じ所以で、なかなか足を運べなかったカフェに、やっと立ち寄ることができました。台風一過の翌日の午後、あるご縁で知り合ったマスターとその奥さんの店は、とてもしゃれた骨董カフェ〈りあん〉。
 自分たちと同世代で、店の年数もほぼ同じ、店の名前もまるで兄弟みたい、なのに、店の雰囲気はまるで異なり、シルバーグレイの雰囲気でシック、なんて洗練されているのでしょう。店内に置かれた、貼られた、そして吊るされた数々の骨董品が、他人顔をして迎えてくれるのが、これまた素敵で、おちついて腰をおろすことができました。店というのは、我が家ではないので、ある程度の距離が必要、あえて、なれなれしくされない自由も望まれているのですね。
 ホームメイドのかぼちゃのプディングとコーヒーで、しばらくくつろいでいましたら、柱時計が三回鳴りました。どうやら、午後3時だと思いきや、別の柱時計がまた三回鳴りました。見上げますと、柱時計はいくつもあります。つまり、そのひとつひとつが骨董品だったのですね、数秒ずつおくれて時を知らせるその間が、なんとも粋でため息をつかせました。と思ったら、また別の時計が三回鳴りました。「おい、起きろよ、眠ってる場合じゃないぞ」と、昼寝をしかけた長老を起こしているみたいです。
 デジタルを知らない時代の、柱時計の居場所、そこに自分も居るここちよさ、骨董屋を時代屋と称した作家がいましたが、まさにそれを実感したのでした。
 次回は、12時の時報に居合わせたいと思っています。なぜって、十二回鳴るうちに、きっと別の時計も鳴りはじめ、まるでヨーロッパの街角の教会の鐘のように、それぞれの音色で鳴る時報がカノンのように聞こえるかもしれないと、ひそかに期待しているからです。
 どなたか、ごいっしょしませんか?

                                 りすママ

小さな生き物

 年に一回、ドジョウの丸煮を楽しむ秋。友人が3キロ購入するので、うちも1キロ購入。今年のドジョウは小ぶりで、煮るには都合がよさそうと、生きのいいドジョウを洗っていたら、あれっ? なにか頭の大きな別の生き物がまぎれていて、手ですくいましたら、おたまじゃくしでした!
 さっそくドジョウを日本酒で酔わせているあいだ、おたまじゃくしを小さな水槽にいれました。
 ドジョウは美味しく煮えて、ごはん会でも大好評でした。一方おたまちゃんは、あれから一週間はたつのに、今も元気よく泳いでいます。
 これも、なにかの縁でしょうね。そんなわけで、我が家に一匹の仲間が加わりました。そのうちカエルになるでしょうから、石と水草の準備をしています。
 生き物というのは、たとえこんなに小さな命でも、不思議な力があるようです。毎朝、まずはおたまちゃんの姿を目にして、明るい一日がはじまるようになりました。
 友人が水槽をながめ、「まあ、命拾いしてよかったわね」と、おたまちゃんに話しかけています。彼女とわたしで、ドジョウもおたまちゃんも、どちらも大事な命だと、勝手な言い訳をしたりしています。 

 友人の中村義孝さんの絵画展が、湖畔のふじ企画ギャラリー(路地番号3を入ってすぐ)で、10月2日から22日までの予定ではじまりました。どうぞみなさま、秋のひとときをお楽しみください。

                                        りすママ
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