花冷えの開店日

 店の冬眠明けは、大雨の翌日で花冷えの週末となりました。仲間展もなんとか展示完了で、久々の緊張感につつまれました。
開店二日目のきょうは、開店早々から閉店まで、何度か喫茶店のような雰囲気で、たいへん報われました。初週においでいただいた大勢の皆さま、ありがとうございました。
 まだまだ肌寒い山麓ですので、テラス席は無理ですが、薪ストーブに温まりながら、ヤマガラやシジュウカラ、リスの動きに目をやってください。たまには、時間を忘れるのも、時間に乗り遅れるのも、おつなものです。
 だいじょうぶ、うちでは、ちゃーんと時間もお売りしていますから、店を出られたら、いつものように街で闊歩できること、請け合いましょう! 
 仲間展の、粋な作品たちに思いがけない刺激をうけるのも、この時期ならではのおすすめです。

                                     りすママ
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今年も仲間展

 拙店の春の再開3月24日から4月8日まで、恒例の仲間展を開催します。いわば、素人の作品展ですので、ルールは簡単、写真家は写真以外、陶芸家は陶芸以外の作品を募って、狭い店内で展示をします。店の玄関は365日ずっと開いておりますので、どうぞ記名なさって、家人が留守でも、搬入をお願いします。
 絵画、写真、手芸品、工芸品など、おひとり一品、随時受け付けておりますです。
 出品者は、期間中ソフトドリンクか、プリンがサーヴィスになります! どうぞ、ふるってご参加ください。
           
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ちらし寿司の至福

 恥ずかしながら、今まで一度もひな祭りを祝ったことがありませんでした。理由というか、言い訳はいくつもあります。
団地で育ったので、ひな壇を飾るスペースがなく、同時に実家にはひな祭りの文化はなかった、それでも結婚したときにもってきたお内裏様の小さな人形は早々に髪がぬけ、劣化してしまったこと、そして娘に恵まれなかったので、ひな祭りがますます遠のいたこと。世の中の多くの家庭で、ひな祭りにちらし寿司をつくることさえ、まったく知らなかったのです。
 それが今年、なんの感化か、ちらし寿司をつくってみたくなりました。具を煮たり、錦糸卵やでんぶを準備したり、なかなか手間のかかる一品なのですが、飯台に酢飯を広げると、甘酸っぱい香りが漂って、いたく報われた気もちになれました。こころの余裕があってこそできるお寿司なんですね。
 3月3日の昼、たまたまおいでくださった3組のご夫婦とともに、総勢8名で初のひな祭り、ちらし寿司を味わうことができました。もちよってくださったオカズの数々もにぎわしく、ひな人形はなくとも、ひなびたホスト役もいたりして、話題豊かなひとときでした。
 おおぜいの食卓に似合う、ちらし寿司のもたらす至福は、文字通り味わい深いものでした。

                                         りすママ
 
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