記念日の顔ぶれ

  拙店の開店記念日(たしか、17回目か18回目か?)、あいにく雨がふってきた午後のひととき、ほぼ同時に入店してくださった大事な恩人をふくむ旧友6名と、大好きなSさん親子で、思いがけなく山ぶどうジュースで乾杯ができました。
 こういう時間と顔ぶれの出会いというか、組み合わせは、店をやっている者なら、きっとだれもが「うん、うん」とうなずくはずの、不思議な偶然なのです。けっして毎日ではありませんが、こういうことがたまに起こります。店側が予定したわけではないのに、共通点をもったお客さん同士が居合わせるとか、同郷であったり、同窓であったり、信じられない偶然が、こんな場末の店にもあるのです。
 初日には、はじめて野生の鹿が3匹、庭の草を食みに来て、おどろかされました。中日の25日も、旧友が訪れてなごやかにtea time、26日もこうしてムササビや鳥の話題で、楽しいひとときを過ごすことができ、最後のお客さんをお見送りしたとき、雨はすでにあがっていました。
 記念日に訪れてくださる方々を、事前に予測できませんが、過ぎてみれば、実にありがたい顔ぶれなんですね。いったいだれが考えて,決めて、足を運ばさせるのでしょうか? 信心のない自分には、ますます不思議でなりません。

                              りすママ
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リッチな気もち

 夜中に、台風19号の強風が通りぬけ、朝起きましたら、家のまわりにスギの葉がたくさん落ちていました。たくさんというより、そこらじゅうと言ったほうがぴったりかもしれません。実はこの葉、薪ストーブの焚きつけにいいのです。適当な脂分があり、パチパチとよく燃えます。スギの葉を焚きつけると、部屋がすぐに暖かくなるのです。
 そんなわけで、わたしたちは、この葉を札束と呼んでいます。朝めざめて、家のまわりにとりきれないほどの札束を見つけると、実に幸せな気もちになります。来週あたり設置する薪ストーブの暖かさが、補償されたようなものです。寒冷地に暮らしていますと、暖かいことは、それはつまり、豊かさだと感じます。フトコロが暖かければ、まちがいなくリッチでしょうが、身体がぽかぽかになることだって、大事なことです。
 いつだったか、長男が帰省して、たまたま秋の強風の翌朝を迎えました。「さあ、札束拾ってこよおっと!」
 こことは異なる都会の暮らしをしている彼にも、スギの葉が札束に見えたとは、なんてありがたいことだろうかと、ほくそ笑んだわたしです。

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