開店19年目のサプライズ!

 昨年の開店記念日に、たまたま庭に三頭のシカが現れ、みなさんで歓迎したのですが、今年はなんと玄関前の道路に現れました。シカの繁殖期が11月前後なので、元気なのはわかりますが、思わず、「わあぁ、シカさんようこそ!」と言ってしまいました。シカの瞳は、憂いがあって、寂しげです。けっして、可愛いとはいえません。
森や林の樹木を荒らすので、シカはほぼ害獣とみなされている現在ですが、当のシカさんには、なんの意図もありません。増えすぎて困っているのは、元を正せば人間様の利己、文明優先の暮らし方に原因があるからです。
 たしかに、シカ肉は美味しく、これもまた、山の恵みです。
 でも、こうして里山まで下りてきてしまったシカを、いわばその命を、憎んだり、嫌ったりはできません。 
 シカが拙店のテーブルにつくことは、ぜったいにありませんが、彼らが周囲を探索している、散歩しているのを見ることは、この期におよんでの現代風物詩かもしれません。
 シカとどうやって共存するか? 大事な課題に思えます。

                りすママ
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秋の音

 今年はゴジュウカラのフィフィという鳴き声が、ほぼ毎日聞かれ、この三年間稀にしか耳にしなかったので、とてもなごみます。どんぐりも栗も豊作で、実の落ちる音、車のタイヤにひかれる音が実に立体的です。またカラマツの針葉が屋根に落ちる音、ポッチャン・シャバシャバ(どういうわけか、秋にしか水に入らないヤマガラの水浴びの音)、りすのクルミをかじるシャカシャカという音、動植物のこうした音に、秋の深まりを感じます。
 しかしなんといっても、カケスのギャアギャアという鳴き声は、ここに暮らす者を、夏から秋に一気に連れて行ってくれます。森の中程辺りを、ブルーの羽を誇示して、勢いよくとびぬけていく姿は勇壮でもあります。くりっとした目もチャーミング。昨年は、テラスに置いたドングリを頻繁にくわえに来てくれたので、今年もお客さんからドングリの差し入れがかなりの量あります。
 拙店では、別にお願いしているわけではないのですが、りすにも、カケスにも、ヤマガラにも手土産をいただき、みなさんの頭の中で、ここの住人を店内の二人だけに限定されていないのが、なんともうれしく思います。
 あと、秋には空の音、雲の音というのがあります。これは、一日の大半をテラスで過ごしていると感じられる、微妙ながらも雄大な音で、なかなか「ほら、これですよ」とは説明しにくい音ですが、風の音とはまったく異なる趣きがあります。
 いよいよ寒くなり、テラス席での耐寒は、午後三時ころまでで、そのうち12月になると、のんびり着席していられなくなるので、11月いっぱいが秋の音を楽しむチャンスかなと思います。
 夕暮れの木漏れ陽もまた、拙店のおすすめです。夕焼けを背に、次第にシルエットになっていく樹木の枝や葉が、おそらく影絵考案者の発想ではないかと、つい思ったりして。

 第57回ごはん会は、11月29日(日)午後6時からですので、前日までにご連絡をお願いします。

               りすママ

山ぶどう狩り

二年ぶりに友人と、近くの丘に山ぶどう狩りに行きました。風もないおだやかな午後、急に思い立って行ったのが正解で、実に楽しいひとときでした。いつもの場所で、事前に神社に参ったせいか、かなりの収穫があり、帰宅してからジャムにするまでの下ごしらえに、またかなりの時間がかかりましたが、今晩砂糖をかけてじっと浸透圧を待ち、シロップがでてきたところで、明日煮る予定です。連休中のランチに笑味していただきたく、なんとか間に合いそうですね。
 傘の柄が蔓を引っ張るのに役に立ち、木に登る人もいたりして、いい運動にもなりました。一年に一度のぜいたくな時間で、つくづく山麓に住んでよかったと思えるひとときでもあります。
 気のおけない、食いしん坊同士で野山を歩き、たまには、サルやクマ、ネズミになったつもりで、秋の恵みに手をのばすのも、オツなものです。

                      りすママ
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