暖かい年末

 恒例のもちつきも終わり、大晦日を明日に控える30日となりました。
一年間、ご愛顧いただき、ありがとうございました。
1月4日から3月17日まで、しばし冬眠いたしますので、みなさまも冬をお楽しみください。
2月のごはん会(昼間)は、このコーナーでお知らせいたしますので、ご都合がつきましたら、ご参加ください。
 火災、地震、土砂崩れなど、多くの人災、天災がありましたが、どうか、一日も早い復興をお祈りしております。

            りすママ
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藤豆のサヤ

緑色の親指をもつNさんが、藤豆のサヤをひとつくださったので、壁に吊るしておきました。
「そのうち、とても大きな音とともにはぜてね、中にある藤豆が四方八方にとぶの」
 ところが、店内の温度と湿度が低いせいか、なかなかはぜてくれません。
「あれから1週間もたつのに、元のサヤのまんま。どうしたのかしら?」わたしは、飛び出す藤豆も見たかったけれど、はぜる音が聞きたかったのです。
 ある朝、すでにはぜたサヤが、5個の豆の跡を残して、吊る下がっているではありませんか。残念無念、夜中にはぜたのを見逃してしまったようです。さっそくNさんに電話をして、藤豆がはぜたことを伝えました。
「でも、夜中だったらしくて、音は聞けなかったのよ」
 しかし、部屋の四方に転がる黒っぽい藤豆を4個見つけることができました。ほんとうに、部屋の四方の隅に、それぞれ勢いよく飛び散ったようで、植物の繁殖エネルギーに、あらためて目を見張りました。4個とも、別々の方向でした。
 5個目が見つかりません。もしかして、高い長押の中か、あるいは家具の隙間に飛んで行って、はさまっているのかもしれません。
藤豆のサヤをそのまま吊るしておくと、来年あたり、螺旋のようにくるくる巻いてくるはずです。はぜた後もまだ、形を変えて生きていくサヤは美しく、人の目を楽しませてくれます。その楽しみ方も、Nさんに教えてもらいました。緑色の親指をもつ人は、藤色の目も兼ね備えているようです。
 さて、手元にある4個の藤豆をどうしようかしら? 外に投げてみようかしら? 思案中です。

 年はじめ、1月のごはん会は、1月4日(水)昼の12時からです。前日までにお申し込みください。

                         リスママ
 

渡り鳥の行方

 いつも、キビタキなどの渡り鳥が南に帰る時期(11月中旬)になっても、まだ啼き声が聞こえて、困ったなと心配するのですが、今年は留鳥の声しか聞こえません。ああ、よかった。迷子はいそうにありません。
 ということは、日本で繁殖した鳥たちは、その数を増やして、全員とにかく無事に、南の国に飛び立ったということだと思います。今ごろは、どのあたりの空を飛んでいるのでしょうか?
 同じ住処に帰るのか? 新らしい住処を見つけるのか? 仲間といっしょなのか? 単独なのか? それとも家族といっしょなのか? 相変わらず、わからないことばかりです。
 野鳥たちは、人間のことをかなり観察していて、物知りなのに、人間は野鳥を観察はしていても、その生態を詳しくは知りません。大型の野鳥にGPSを装着したり、あるいは足環をつけたりして、追跡調査をしているのですが、やはり詳細はわからないそうです。野鳥の生き死にも謎に満ちていて、明らかに病死や激突死、轢死は目にしますが、自然死の場合の野鳥の死体を目にすることはありません。これは、他の野生動物も同じだそうです。早々に生態分解するのか、あるいは隠れた場所で死を迎えるのか?
 富士山麓では気温が下がり、あたりが寒々してきた途端に、ついつい話題も冷えて恐縮ですが、南の島に向かう渡り鳥を思い、温かい話題の年末を期待することにします。

 年末は、31日(土)喫茶のみ営業し、年始は 1月1日(日)、2日(月)、3日(火)とランチおよび喫茶営業して、4日から3月下旬まで冬眠いたします。では、12月中もまだ、みなさんとお目にかかれますように。

                     りすママ
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