はじめて奥庭に行く

 富士山麓に40年も暮らしていながら、富士山頂には未踏で、その5合目より下にある奥庭にもはじめて行きました。山麓探偵団の活動で、下界は曇りだったのですが、4合目以上は快晴で、コケモモやハクサンシャクナゲの低木の遊歩道から見上げる雄大な山頂は、ほんとうに素晴らしいながめでした。
 今年は、11月30日までの平日、スバルラインが無料ですので、新五合目の俗化した喧噪よりも、その手前の静かな奥庭をおすすめします。
 当日の午前中は、鳴沢林道で6年ぶりのヤスデ(オビババヤスデ)の発生を見学し、伊藤浩美映像カメラマンから、ヤスデとムカデの違い、ヤスデの抱卵の仕方、その珍しい生態の話をうかがい、その不気味な形がいくらか身近に感じられるようになりました。土壌生物と言って、落ち葉や土を分解する役目のあるたいへん重要な生き物なのです。
総勢11名でヤスデを観察し、中には抵抗なく手のひらに載せたり、可愛らしいと発言する仲間もいたりして、だれもが笑顔になりました。わたしは、可愛らしいとは思えませんでしたが、一生懸命に生きているその姿に、いとおしさを感じました。
 これはもう何度もあちこちに書いてきたことですが、わたしたち夫婦は、18年前に伊藤浩美映像カメラマンに出会えたことで(それも、夕暮れの日帰り温泉のロビーで)、日々の暮らしや世界観が一変しました。たったひとりの人間に出会えたことが、こんなにも大事な血肉になるとは、おどろきです。そして今もずっと、伊藤さんから学ばせてもらっています。
 今回の探偵団活動も、伊藤さんの解説で、じつに実のあるものになりました。アスファルト道路にあるヤスデの白い死骸を見ている大人たちなんて、おそらく他にはいないでしょうね。
 店にいらしたら、どうか、ヤスデとムカデのちがいは何? って、きいてください。わたし、たぶん、えらそうに説明しまーす!

                            りすママ
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