くじらのしっぽ

 地図上で、山中湖の形は、ちょうどくじらの形にそっくりなので、〈くじら〉を捩った用語で山中湖を表現することが多々あります。学童保育は、かつて〈くじらっ子〉、ミニコミ誌にも〈くじら通信〉というのがありました。近所のパティシエさんのお菓子工房名が、くじらをひっくり返して〈ラジーク〉。なんて、おしゃれなんでしょう!
 わたしたちの住む平野地域は、ちょうど、くじらのしっぽにあたる部分に位置するので、航空写真を目にすると、ついついしっぽに目がいってしまいます。
「もし、飛行機で富士山近くを通ったら、五つの湖のうち、くじらを、そしてそのしっぽを探してください。そこに拙店がありますから、上空からちょっとお声かけください」などと、半ば本気で冗談めいたことを口にするのですが、先日「たまたま上空から富士五湖がはっきり見えて、くじらも見えたので、しっぽを探して手をふりました」と、おっしゃってくださるお客さまがあり、なんだかぽかぽかしました。
 富士のふもとのくじら一匹、それが山頂や上空から見えるとき、生き生き泳いでいるように見えたら、こんなに嬉しいことはありません。陽にはえて、鏡のようにきらきら光るくじらも、粋なものです。
 他所から帰るとき、方向音痴を棚にあげて、そろそろお腹あたりかな? と、くじらを頭に描いて、湖畔を通ったりもします。道路地図が読めなくても、ちゃんと家に帰れるので、これもくじらさんのおかげだと感謝しています。

                                      りすママ
 
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