比較のしわざ

 かつて、ニュースで見たことがあります。マイナス20数度あたりに慣れている旧ソ連市民が、気温上昇でたまたま摂氏0度になった午後、こぞって水着を着て、黒海沿岸のリゾート地あたりで、日光浴をしている光景。おどろくのは、日本人ばかりではないと思いましたが、これはじっさいに有りうるなと納得したのは今朝でした。
 湖が結氷し、ここ数日マイナス10数度を体験していた山中湖畔、今朝はなんだかポカポカして、まるで春の到来かと錯覚しそうな平和な寝起きでした。しかし、寒暖計を見ると、りっぱにマイナス8度。例年の冬でしたら、寒さにふるえる朝にまちがいありません。
 つまり、体が感じる適温というのは、あくまでもそれまでとの比較によって、感じ方が大きく変化するものだと、あらためて知ったわけです。ポカポカといっても、まさか水着で日光浴とはいきませんが、それでもきょう一日、鼻歌まじりで掃除ができそうです。背中のホカロンが、熱く感じるのですから、やはり暖かいのでしょう。
 さあ、うまくこのまま二月がすすむわけ・・・・ありませんよねえ。ということは、いずれ近いうちに、ちょっと気温がさがっただけで、コタツに逃げこむ朝がかならずやってくる・・・・はず。
 その覚悟だけで、ちょっと肌寒く感じるのも、その比較の法則によるものかもしれません。自分の頭をちょっと騙すか、寒暖計の目盛りを操作して、寒冷をのりきる方法を考えるほど、ヒマではありませんが、なにかチャーミングなアイデアはないものかと目をつぶる、摂氏わずか2度の、うっとりする午後です。

                                 りすママ
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